栃木県さくら市で活動中のバレーボールスクール
AVANZARです。
本日は下の記事の続きです。
スポーツ場面におけるスピードは
「神経の反応」と「筋力の発揮」に分けて考えます。
「神経の反応」
→敏捷性+(動的)柔軟性
「筋力の発揮」
→最大筋力+最大スピード
つまり
スピードを高めるには
以下が焦点になってきます。
・敏捷性を高める
・柔軟性を高める
・最大筋力を高める
・最大スピードを高める
選手の発達段階に応じて
これらの要素をバランスよく
高めていくことで、
より”速く”動けるようになってきます。
詳しく説明します。
敏捷性を高める
アジリティ+クイックネス
敏捷性とは瞬時に動ける能力
そのものですから、
前の記事で紹介した
アジリティ と クイックネス
が混ざり合ってできるものと考えます。
つまり、
静と動の切り替え
バランス調整
加速
などの要素が敏捷性です。
(動的)柔軟性を高める
敏捷性を生かすためには
実際に動くときの柔軟性が求められます。
わざわざ動的柔軟性と書いていますが、
動的柔軟性は静的柔軟性をベースに
育ちます。
動的ストレッチが流行になっていますが
普段やっている「ストレッチ」は
無駄ではないんですよ。
継続して行いましょう。
最大筋力を高める
ここからは筋力の発揮という観点になってきます。
いくら敏捷性が高くて柔軟でも
それを発揮する筋力がないと
良いパフォーマンスは出せません。
そこで最大筋力を高めます。
「筋トレ」を思い浮かべてみてください。
重たいものを持って、
ゆっくりと動作しますよね。
あなたが思い浮かべた
いわゆる「筋トレ」を
レジスタンストレーニングといいますが、
これは筋肉を大きくして最大筋力を上げる手段です。
また、動作への慣れも
最大筋力を引き出す
重要な要素になってきます。
自転車に乗れるようになったとき、
どうでしたか?
慣れないうちはバランスをとるだけでも
難しい自転車ですが、
やっているうちにだんだん
乗れるようになりましたよね?
それもある種の「慣れ」であり、
最大筋力が高まった例です。
最大スピードを高める
さて、最大筋力を高めてパワーを発揮できるようになったら、
スピードを高めていきます。
スポーツでは素早く筋力を発揮することが
求められますからね…
ボクシングを想像してみてください。
岩でも砕くような強いパンチでも、
動作が遅くて当たらなければノーダメージですよね?
最大筋力を発揮するまでの時間を
短縮する訓練をすることで、
「素早く」パワーを発揮することを
体に覚えさせます。
そしてはじめて、
試合でのパフォーマンスが上がり、
スポーツ場面におけるスピードを
「高めた」と言うことができます。
まとめ
スピードの高め方について、
少しだけ専門的な話をしました。
当クラブでは活動の際にSAQを高めることを意識して
ウォーミングアップなどに取り入れています。
また、個別レッスンでのSAQトレーニングの
希望も可能です。
ご興味がございましたら、
ぜひお問い合せください!
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