こんばんは、中田です。
以前にアップした「センス」(https://note.mu/avanzar/n/n485e5b51221a?creator_urlname=avanzar)の記事の続きです。
まだ読んでいない方はそちらからお読みくださいね!
前回の記事で「運動スキル」と「認知スキル」という話をしました。
今回の記事は、そもそもの「スキル」というものについて深める記事です。
技術(テクニック)と技能(スキル)
指導の現場で「スキル」と似たような意味でつかわれる言葉に「技術(テクニック)」というものがあります。
スキルに日本語をあてるとしたら…「技能」がしっくりくるでしょうか。
以下、wikipediaより引用。
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技術…ものごとを取り扱ったり処理したりするときの方法や手段
技能…物事を行うための能力
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技術は、方法や手段。
技能は、物事を行う能力。
技術は、術
技能は、能
というわけです(分かりづらいですね)。
アメリカの心理学者のガスリー氏も、著書「運動学習とパフォーマンス」の中で、以下のように述べています。
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スキル(Skill)とは、最高の正確さで、またしばしば最小の時間とエネルギーあるいはこれら両者の消費で、あらかじめ決められた結果を生じるように学習された能力である。
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なかなか難しい表現ではありますが、技能(スキル)について的確に捉えています。
無理やり、まとめ
技術(テクニック)…プレーを行うための方法や手段のレベル
技能(スキル)…技術(テクニック)を行使する能力
と捉えると解釈しやすいでしょうか。
以前呼んだ本では、「テクニックは武器、スキルは武器の使い方」という例えをしており、なるほどと思ったのを覚えています。
反復練習を何度も何度もやって武器を鍛えても、実際の場面での武器の使い方を知らないと使いこなせないわけです。(当たり前ですが)
今日はこの辺で。再見(^o^)/