こんにちは、中田です。
クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
南半球のオーストラリアではサンタクロースがサーフィンをしているそうです。なるほど…。
ちなみに私の担任している子は、
お年玉を前借りしてキャラクターのぬいぐるみを買ってもらったそうです。(笑)
さて、たまには活動報告をします。
栃木県内の小中学生をターゲットにバレーボールの個別指導をしているのですが、最近口コミで来てくれる人が増えています。
個別集中で練習できる場自体が貴重なのかもしれません。
先日中学2年生のお姉さんのレッスンについてきた小学5年生のOくん。
これがなかなかの大物なんです。
うちの個別レッスンには、はじめとおわりにトークタイムがあるのですが、その中での会話です。↓(N:中田)
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N:Oくんはさ、好きなこととかあるの?
O:んー、学校では一輪車やってます。(ちゃんと敬語使える子)
N:お、いいね。最近なにかできるようになった?
O:できるようになったというか、最近新しい一輪車が使えるようになったんです。
N:新しい一輪車はどうだった?
O:まだ使ってません。
N:使わないの?
O:みんなが新しいの使いたくて、だから俺は使ってないんです。
N:Oくんも混ざって使えばいいのに!
O:いいんです。
N:悔しくないの?
O:うん。だって、そんなんで俺の価値は変わらないから。
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…おまえは仏か。
下半期で、いや今年で一番の驚き。
中田は平然とトークタイムを続けましたが、心の中は感動の涙で大洪水。
勉強ができないから価値がない?
スポーツができないから価値がない?
違います。
人って、そこに存在する、それだけでかけがえのない価値ですよね。
そこに価値を見出せるのが愛ですよね。
生きててはいけない人なんて、いないんですよね。
「必要のない人間なんていないんだよねえ~」
と、小学5年生とそんな話をしてしまいました。
まさか、一輪車の話からこんなことになろうとは。
これからは彼のことを師匠と呼ばせていただこうと思います。
バレーボールの話をまったくしていない?
きっとあなたの気のせいです。
ではまた。再見。
よいお年をお過ごしください。