相手のチームがサービス権を持ってサーブを打ち、サーブレシーブをしたチームがサービス権を得た時に、1つずつ時計回りにポジションを移動することを言います。プレーが一つ終わったごとに、サーブの順番に移動していきます。これをローテーションといいます。
特にセッターがどこに位置しているかで攻撃の枚数が変わってくるので、ローテ―ションのことを話題にするときには「S1ローテ」など、セッターを基準にして呼びます。
「S1」とは、「S=セッター」が、コートポジションの「1」の場所にいることを指します。
コートポジションについてはこちら↓
(見苦しい描画で失礼!)
ちなみに数字の位置づけは、サーブを打つまでのローテ―ション数です。
S1ローテ
(S=セッター、OH=アウトサイドヒッター、
MB=ミドルブロッカー、O=オポジット、L=リベロ)
MBが後衛の時はリベロを付けることが多いです。
相手からサーブ権が渡ってきた時点で、ひとつポジションが動きます。
S6ローテ
以下、ローテーションの順に画像を貼ります。
S5ローテ
S4ローテ
S3ローテ
S2ローテ
そしてS1ローテ、という順に回ります。
以上、ローテーションの説明終わり。
追記
今回は、OH・MB・S(またはO)並びが後衛で現れる「バックオーダー」で説明していますが、チームによってはこれが前衛で現れる「フロントオーダー」を採用しているチームもあります。
これらの違いについてはまたの機会に。