こんにちは、中田です。
早速ですが…
ちゃんとスパイク打てていますか?
「いやいや、打ててるよ!」
「ちゃんと、と言われても…」
あなたの心の声が聞こえてくるようですね。(*´з`)
今日は、スパイクの打ち方について、
特に腕の振り方について少しだけお話ししたいと思います。
「間違ったやり方で必死に練習してた…」
なんて人もいるかもしれませんね。
さて。
あなたは、スパイクの腕の振りはどう教わりましたか?
【腕を上げて、おろす】
【肘をあげたままで打点を高く】
オーソドックスなところではこんなところでしょうか。
この打ち方が常識だった時代もあり、
女子バレーなんか観戦していると今でもこの打ち方をしている選手が多いですね。
(画像は他サイトから借用しました)
今でもなお、この打ち方が至高だと考えている指導者もいます。
(私の周りにも、たまあ~にいます)
結論から申し上げますと、このフォーム
「ストレートアームスイング」という名前がついており、
たいへんリスクのある腕の振り方なんです。
もちろん、何から何までダメダメなわけじゃありませんよ?
初心者がスパイクのタッチの練習をするのには最適です。
なぜなら、振り始めの肘(始点)とミート時の肘(打点)との
距離が近いから。合わせやすいわけです。
でも、ちょっと待ってください?
始点と打点が近い、ということは…
わかりますか?
〇スイングスピードを求めるなら、腕の振り幅を確保する
→打点は低くなる
いくら強いスパイクを打っても、打点が低いのは勿体ないですね。
〇高さを求めるなら、始点から近いところに打点を置く
→スイングスピードは落ちる
いくら高くても、ゆっくりのスパイクなら
レシーブで楽々拾えちゃいますね。
つまり、強さと高さを両立するのが難しいフォームなんです。
加えて、前後屈をメインに活用して身体を動かすフォームなので、
無理に打ち込むと腰を痛める可能性が高いです。
さあ、この記事を見た今がチャンスです。
明日の練習から、フォーム改善に取り組みましょう。
じゃあ、どんなスイングにすればいいのか?
続きはまた今度の記事にて。
ではまた。再見。