部活動とクラブチームの違いは?バレーボールの環境選び

こんにちは。
栃木県さくら市で活動中のバレーボールスクールAVANZARです。

えっ、環境選びってそんなに大事?
クラブチームはお金かかるし…無料で教えてもらえる部活動の方が良いんじゃないの?

こんな方に向けて、学校現場での勤務経験があるスクール代表の中田が部活動事情も踏まえて発信します。

色々な視点がありますので、ご自分に合った環境を選択すると良いでしょう。

本記事ではバレーボールについてお話ししますが、
基本的な考え方はどのスポーツでも共通していると思います。

バレーボール環境について考えた方が良い?

そもそも、環境なんか別に関係なくない??
通ってるところの部活に入ればいいじゃん。

結論から言うと、お子さんがバレーボールにそこまで熱心でないのであれば特に考える必要はありません。

学習面、進路、将来の夢など、親子で考えるべきことは他にも山ほどありますから、かえって時間がもったいないです。

もし、お子さんが真剣にバレーボールについて考えているようであれば、一緒に考えてあげてください。

親と子の目的が合致していること

うちの子は絶対にプロにさせたいから、クラブかな。

うちの子はバレーで食べていくのは難しいだろうな。学校の友達付き合いもあるし、部活にしようか。

そう思っている保護者の方。
まずは、お子さんの考えていることを聞いてみるのはいかがですか?

子ども:バレーボールで頑張りたい
保護者:バレーボールを頑張ってほしい・頑張っている姿が見たい

→クラブチームで活動する方がお互い満足するケースが多いです。

子ども:特にバレーボールにそこまでの思い入れはない
保護者:バレーボールは趣味の範囲で構わないと思う

→部活動に所属するケースが多いです。

悩むのは、以下のようなケースでしょうか。

バレーボールを仕事にするのは難しそうだが、全力でバレーボールに取り組みたい

子どもは本気でプロを目指しているが、保護者は正直難しいと思う

保護者は全力で頑張る姿が見たいが、本人はそこまで意欲的でない

こういったケースはよくあります。
一番大切なのは、親と子の目的を合致させることです。

何のために部活動に入るのか。
何のためにクラブチームに所属するのか。

よく話し合っておくことで親子共に満足度を高めることが出来ます。

部活動のメリット

部活動に所属するメリットを挙げます。

学校での人間関係を深めやすい

部活動は学校での活動になりますので、学校の先生が顧問として指導者になります。先生としても、部活で見ている生徒は一緒にいる時間が長くなるため、人間性や能力を理解しやすいです。

また、同じ学校に通う生徒との関係を築くことが出来るのもメリットといえます。

お金がほとんどかからない

部活動の大きな魅力の一つです。

バレー部の場合、以下のような初期費用がかかりますが、
それ以降はほとんどお金がかかりません。

ユニフォーム代
Tシャツ代
練習着代
(あれば)保護者会費
シューズ代
肘・膝サポーター代

試験前には休みがある

中学校では、定期試験があります。

進学に影響するため…というわけではないですが、
生徒達は必死で勉強に取り組みます。

部活動は学校内の組織であるので、
学校のテストスケジュールに合わせて試験前の休みがあります。

そんなの、普段からコツコツやっていればいいだろ。

そんな考えもありますが、やはりまとまった時間がとれるのは生徒にとって大きいです。有効活用するかどうかはさておき。

部活動のデメリット

一方、部活動に所属することで都合の悪いこともあります。

チームのレベルは自分で選べない

あくまで公立校の場合ですが、チームのレベルは選ぶことが出来ません。

集まるチームメイトの質はその時々ですし、指導者も教員なので異動があります。

前の先生は毎週日曜日は休みにしてくれたけど、異動で先生が代わってから毎週試合、試合…ありがたいですが休みがなくなっちゃいました~

こんなのはよく聞く話です。

指導者のかけられるリソースに限界がある

先生達の本業はあくまで授業や生徒指導など日中の学校生活に関わることです。
また、公教育の場である学校ではそんなに多くの部費を集めることは好ましくない事情があります。

そのため、どうしても部活動に注ぐことができる力(時間的・経済的)に限りがあります。

専門外の先生が顧問をするケースも多い

これは学校側の事情ですが、バレーボール経験のある先生が顧問になるとは限りません。

バレーボール人口が少ないこともありますが、生徒指導上の事情もあるのです。

少し裏話になってしまいますが、例えば生徒指導が大変な学校では「やんちゃが集まる野球部・サッカー部の指導が大切」という風に考え、専門を問わず指導力のある先生を顧問にする学校もあるのが事実です(学校の方針によるので一概に言い切ることは避けます)。

バレーボール部は生徒指導上問題ない生徒が集まる傾向があるため、重点部活にはなりにくいイメージです(何度も言いますが学校の方針によります)。

そんなわけで部活動顧問に関しては生徒指導という視点がメインだったりするので、専門外の先生が顧問になることも充分にあり得ます。

クラブチームのメリット

クラブチームに所属するメリットを挙げます。

学校外の生徒と関わることが出来る

クラブチームは自分で選択して所属しますので、学区に捉われることがありません。

学校外の生徒と関わることで良い影響を受けたり、バレーボールだけでなく学習面で刺激になったりします。

当チームにも栃木県内あちこちから生徒が来てくれています。

専門的な指導を受けることが出来る

クラブチームの指導者はよっぽどのことがない限り異動したりしません。
そのため、いつでもチーム事情を把握した上で指導を行うことが出来ます。

また、チーム運営によってある程度の利益を得ているため、
指導者達は研修を重ねることで指導の質を高めようとします。
金銭的にも時間的にも多くを投資してもらえるのが魅力の一つです。

あくまで一例ですが、当チームでは活動中の生徒の様子を撮影・録画してHP上で共有して振り返れるようにしたり、スクリーンを使って動作を確認しながら練習に取り組んだりしています。

あなたが見ているこのHPも、有料のサーバーを契約して作成しているんですよ。

進路について、バレーボール関係の情報を得やすい

進学先の中学校のバレーボール部はどうなのか。
高校でバレーボールを続けたい場合どこに進学するのが良いのか。

進学の時期に必ず悩むと思います。

クラブチームの指導者はその辺詳しいことが多いので、
学校の先生とはまた違ったアドバイスをしてくれるかも知れませんよ。

クラブチームのデメリット

一方、クラブチームに所属することで都合の悪いこともあります。

お金がかかる

経済面では、部活動に軍配が上がるでしょう。

部活動と同じような初期費用に加え、
毎月の会費、遠征費、合宿費、年会費、事務手数料など…

特に遠征費。

中学生の電車・バスの利用は大人料金ですよ。

(また、生徒によっては帰りに買い食いしたりもするらしいです)

費用については説明会でよく聞いてから入会を決めてくださいね!約束です。

プライベートの時間がなくなることも

クラブチームにも大きく分けて2種類あります。

1.技術・競技力向上を主な目的としているチーム
2.生徒の成長を主な目的としているチーム

この2種類は似て非なるものであることを認識しておいたほうが良いです。
競技力も成長も大切なのですが、
「どちらを重視するのか」という点で経営が違ってきます。

1.に分類されるチームは毎日のように練習が入ってしまい、
毎週土日は県外遠征というところもあります。
合宿も海外で行って現地のチームと試合をするなど、
とにかく競技力を高めることを目的とします。
このタイプのチームに所属しているとプライベートの時間がなかなかとれない場合があります。

2.に分類されるチームは週に1~2回程度の活動であることが多いですね。
試合等についても県内で済ませたりと、比較的控えめな傾向があります。
バレーボール活動だけでなくレクリエーション活動を行うチームもあります。

ちなみに当チームは2.に分類されます。
生徒にとって学業も大切だと考えていますし、他の習い事にもどんどん挑戦してほしいという思いがあります。

HP上で動画を視聴して振り返りを行ったり出来るよう設計したのは、生徒が時間を有効に活用出来るようにするためです。

活動量を抑えている分、普段の練習は効率よく集中して行えるよう計画しています。
週に3回以上運動したい生徒や個人技を高めたい生徒には、個別レッスンに来てもらっています。

部活とのクラブチームの両立は可能?

もちろん可能です。

部活で物足りない生徒が練習するため
部活が夏で引退になってしまうため
高校でも活躍するため
部費がかからずお金をかけられるため

理由は様々ですね。

ただし、どちらかを犠牲にしなければならない場面もあります。

・練習時間がかぶってしまった
・大会が同じ日にある など

部活とクラブチームを両立する場合、
指導者も交えて一度方針を話し合っておくと
後々トラブルにならずに済みます。

まとめ

部活動とクラブチームについて、違いを紹介しました。

一番大切なのは、何を目的とするかを明確にすることです。

バレーボールを学ぶため
健康のため
上達するため
楽しみを作るため
人間関係を学ぶため
将来の趣味をつくるため

様々だと思いますが、親子で話し合ってみてはいかがですか?

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